【ブレゲのオーバーホールが高いのはなぜ?】頻度の目安と見積もり確認ポイント

【ブレゲのオーバーホールが高いのはなぜ?】頻度の目安と見積もり確認ポイント ブレゲのオーバーホールが高い理由 BREGUET ブレゲ
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こんにちは。Luxury World Watches(ラグジュアリー・ワールド・ウォッチ)の編集長です。

ブレゲのオーバーホールが高いと感じて、正規サービスの料金相場や納期、修理専門店との違い、何年ごとの頻度が適切なのかで迷っていませんか。ここ、気になりますよね。

この記事では、費用が上がりやすいポイント(純正部品の交換、ライトポリッシュの有無、複雑機構で見積もりが増える理由)を噛み砕いて解説しつつ、スウォッチグループのカスタマーサービスでの依頼方法や配送ピックアップの使い方、並行輸入でも正規対応できるのか、といった疑問にもまとめて答えます。

最後に、あなたが後悔しないための選び方まで整理します。

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  • ブレゲのオーバーホールが高い主な理由
  • 正規サービスと民間修理店の違い
  • 費用と納期の目安の考え方
  • 頻度の目安と依頼前のチェック
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ブレゲのオーバーホールが高い理由

【ブレゲのオーバーホールが高いのはなぜ?】頻度の目安と見積もり確認ポイント
ブレゲのオーバーホールが高い理由

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この章では、正規サービスの料金が高く見えやすい理由を「作業内容」「部品」「仕上げ」「機構の複雑さ」「本国対応と納期」という5つの視点で分解します。金額に納得できると、正規に出すべきか、専門店も含めて検討するべきかがグッと判断しやすくなります。

正規料金が高い内訳

正規料金が高い内訳

LUXURY WORLD WATCHES:イメージ

ブレゲの正規オーバーホールが「高い」と感じやすいのは、単なる分解清掃ではなく、ブランド基準のフルメンテナンスとして組まれていることが多いからです。

工程で言うと、診断(歩度測定・機能チェック)→分解→洗浄→注油→組み立て→精度調整→防水検査→最終検査、という流れが土台になります。

ここまでは「どの高級機械式でも必要」な基本ラインですが、ブレゲの場合は仕上げや調整の要求値が高く、結果として工数が膨らみやすいんですよね。

さらに、正規は「不具合が出た箇所だけ直す」よりも、「今後の不具合を出さない状態に寄せる」という思想が強めです。潤滑油の劣化をリセットするだけでなく、摩耗が疑われる部品や、気密を担うパッキン類、ケース側の防水関連もセットで整えることが多い。

あなたが「まだ動いてるし大丈夫そう」と思っていても、内部では金属粉が出ていたり、油膜が切れていたりすることは普通にあります。そこを“見えないまま”使い続けるのが一番怖いので、正規は安全側に倒す=費用が上がりやすい、という構図になります。

そしてもうひとつ。正規サービスは、作業品質だけでなく、受付〜診断〜見積もり〜進捗管理〜検査記録〜保証まで含めた仕組みで動きます。時計って、作業の上手い下手だけじゃなく「管理」の精度でトラブルの起き方が変わるんです。

預けた後に行方不明になるとか、連絡がつかないとか、そういうストレスが少ないのは正規の大きな価値。ここも料金に含まれている、と私は考えています。

正規料金は、作業工程の網羅性と品質保証のコストが含まれると考えると、金額の見え方が変わります。

ただし、最終金額は実機を預けて診断した後に確定するケースが一般的なので、掲載料金だけで判断しないのが安全です。

正規の主な工程イメージ(目安)

工程 内容 費用に影響しやすい点
診断・見積もり 精度/機能/外装状態のチェック 追加修理の有無がここで決まる
分解・洗浄・注油 ムーブメントを分解して汚れや油を除去 摩耗や油切れが進むほど手当が増える
部品交換 摩耗部品、パッキンなどを交換 交換点数が増えるほど上振れ
防水性の復元 パッキン交換、防水試験など ケース状態で対応可否が変わることも
外装のライトポリッシュ 傷を整える軽研磨(機種により差) 研磨の有無/範囲で費用・価値観が分かれる
最終検査 精度/姿勢差/外観/機能確認 基準に収まるまで調整が続く場合がある

ちなみに「正規のサービス内容と推奨時期」は、一次情報として公式案内にまとまっています。金額の見え方に迷ったら、まずここをベースにするとブレが減ります。(出典:スウォッチ グループ ジャパン「ブレゲ (Breguet) 正規 時計修理」)

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純正部品交換と保証

純正部品交換と保証

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正規サービスの強みは、やはり純正部品メーカー側の保証です。

ブレゲは「見た目の美しさ」だけでなく、内部の精密さが価値の根幹なので、部品の互換性や仕上げ精度が結果に直結しやすいんです。たとえば同じ“ゼンマイ”でも、トルクの出方や長期安定性のクセが違うことがありますし、歯車の噛み合わせや注油ポイントも設計思想に依存します。

だからこそ、正規は“純正を前提に設計された性能”に戻すのが得意です。

そして保証。オーバーホール後に一定期間の保証が付くことが多いのは、単なるオマケじゃありません。高級時計は、整備直後に「馴染み」が出ることがあります。

たとえば、巻き上げ感が少し変わったり、使用環境によっては姿勢差が出たり。こういうときに相談先が明確で、対応フローが確立されているのはかなり安心です。あなたが日常的に着けるタイプなら、この“保険”は価値があると思います。

一方で、正規は部品交換に積極的になりやすい面もあります。これは「高くするため」ではなく、長期安定を優先するから。

たとえばパッキン類は消耗品なので、交換するのが基本になりやすいし、リューズやチューブなど、気密に関わる部分は予防的に手当することもあります。ブレゲのように繊細なモデルでは、わずかな劣化が将来の大きな故障につながりかねないので、ここは合理的です。

注意したいのは、必要な部品交換が増えるほど費用が上がること。見積もり段階で「交換予定部品」と「交換の理由」を確認しておくと、納得感が出やすいです。

編集長メモ:見積もりの読み方

私がよくやるのは、「必須」「推奨」「任意」を分けて聞くことです。

必須は安全や動作の前提、推奨は長期安定のため、任意は美観や使い勝手の向上、ということが多い。ここを分けるだけで、見積もりの印象はかなり整理できますよ。

また、保証があるからといって“何でも無償”ではないケースもあります。落下や水入りなど、使用上の事故は対象外になることが一般的なので、条件は必ず確認しておきましょう。正確な条件は公式サイトをご確認ください。

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ライトポリッシュの有無

ライトポリッシュの有無

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ブレゲの正規メンテナンスでは、ケースやブレスレットのライトポリッシュ(軽い研磨)が含まれる、あるいは推奨されることがあります。

外観が整うのは大きなメリットで、日常傷が目立ちにくくなり、腕に乗せたときの満足度が上がりやすいんですよね。特にブレゲは、クラシカルな雰囲気や品のある艶感が魅力なので、仕上げの差が体感に直結します。

ただ、研磨は「良し悪し」があります。たとえばブレゲ特有のコインエッジ、エッジの立ったケースライン、ラグ周りの繊細な形状。こういった造形は、研磨の回数が増えるほど、ほんのわずかでも丸みが出る可能性があります。

もちろん正規は基準に沿って慎重に作業しますが、ゼロリスクではない。だからこそ、研磨の有無は必ず事前に意思表示しておくのが安心です。

もうひとつ大事なのは、あなたがどんな価値観でそのブレゲを持っているか。見た目を新品に近づけて気持ちよく使いたいのか、生活傷も含めて“味”として残したいのか。売却目線で言うと、一般的には外装が綺麗だと評価されやすい一方、コレクター層は「過研磨」を嫌うこともあります。

つまり、正解は一つじゃないんです。

さらに、ブレスレットやバックルは傷が入りやすいので、研磨すると体感の変化が大きい場所です。ただし研磨は金属を削る行為なので、将来のために“回数を管理する”発想も必要になります。

毎回必ず研磨するのではなく、数回に一度にする、部分研磨にする、など、受付時に相談してみると良いですよ。

編集長メモ:研磨で迷ったら

傷が気になるなら研磨は魅力ですが、将来の売却やヴィンテージ寄りの価値を重視するなら「研磨なし」も選択肢です。最終判断は、時計の状態とあなたの目的次第かなと思います。

研磨を判断するときの質問(自分向け)

  • この時計は「使い倒す相棒」か「資産として綺麗に保つ」か
  • 傷が気になるのはケースかブレスレットか(優先順位)
  • 過去に何回研磨したか(不明なら控えめが無難)

複雑機構は見積もり増

複雑機構は見積もり増

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ブレゲは、クロノグラフやパーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンなど、複雑機構の名手です。ここが「オーバーホールが高い」に直結します。

理由はシンプルで、部品点数が増え、調整項目も増え、検査にも時間がかかるからです。機械式時計は、部品が増えるほど“誤差の逃げ場”が減ります。つまり、少しのズレが機能不良として出やすいんです。

たとえばクロノグラフ。スタート/ストップ/リセットの動作は、複数のレバーやクラッチ、ハンマーが連動して成立します。ここで油が劣化していると、針飛び、帰零ズレ、スタート時の針のヨレなどが起こりやすい。

さらにフライバック機構が絡むと負荷が増えるので、部品の摩耗チェックがよりシビアになります。

パーペチュアルカレンダーは言うまでもなく、カレンダー機構が繊細で、調整にも手間がかかる。トゥールビヨンは、そもそも対応できる技術者や設備が限られるので、費用と納期が跳ねるのは自然な流れです。

複雑機構の怖さは「壊れたら高い」だけじゃなくて、「壊れる前に高い」ことです。つまり、故障が顕在化する前でも、予防整備として交換候補が増えやすい。油切れの状態で使い続けると、金属粉が出て輪列に回り、想像以上に広範囲へ影響します。

だから見積もりで「交換が多い」と言われても、そこには理由があることが多いんです。

ここであなたに伝えたいのは、複雑機構ほど“先延ばし”が危険ということ。オーバーホール費用を渋って数年放置した結果、追加修理が入って倍近くになるケースは珍しくありません。もちろん全員がそうなるわけではないですが、リスクとしては確実に上がります。

だから、複雑機構のブレゲを持っているなら、早めに点検して、軽いうちに手当するのが結果的に安くつく可能性が高いです。

目安の話ですが、シンプルな3針と複雑機構では費用レンジが大きく変わります。金額はあくまで一般的な目安で、実機の状態と追加修理で増減します。

複雑機構ユーザーがやりがちなNG

「止まってないから大丈夫」「精度が多少ズレても気にしない」と思って着け続けるのは、複雑機構ほどリスクが高いです。違和感が出た段階で、まずは点検。ここが長持ちのコツかなと思います。

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スイス本社の対応と納期

スイス本社の対応と納期

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ブレゲのケースによっては、国内窓口で受け付けても、部品手配や判断が本国(スイス)を絡めて進むことがあります。

そうなると、納期が長引きやすい。特に特殊部品や希少モデル、複雑機構は、検査や部品調達の都合で時間がかかることがあります。あなたとしては「いつ戻るの?」が一番気になるはずなので、ここは現実的な話をしておきますね。

納期が伸びる要因は、大きく3つあります。

ひとつは部品待ち。純正部品は在庫が常に潤沢とは限らず、製造や取り寄せが発生することがあります。ふたつ目は検査と調整の反復。精度調整は一発で終わるとは限らず、姿勢差の調整や動作確認を繰り返して基準に収めます。3つ目は、本国判断が必要なケース。アンティーク寄りの個体や特殊仕様、過去の修理歴によっては、対応方針が国内だけで完結しないことがあります。

ここで大切なのは、あなたが“納期の長さ”を受け入れるかどうかを、時計の役割で決めることです。毎日使う主力の一本なら、代替時計が必要になります。逆に、コレクションとしての一本なら、長期入院も「価値を守る時間」と捉えやすい。

私は、主力の一本ほど、点検やオーバーホールの時期をずらして「使えない期間」を最小化するのがおすすめです。

依頼前に確認してほしいのは、「納期の目安」「遅れる要因」「連絡頻度」です。

とくに連絡頻度は重要で、いつ頃見積もりが出るのか、追加修理が発生したらどう連絡が来るのか、ここが明確だとストレスが減ります。あと、イベント(冠婚葬祭、海外出張)に被る可能性があるなら、最初に伝えておくのも手です。

必ず間に合うとは言えませんが、優先順位が共有できるだけでも違います。

正確な納期と料金は、公式サイトの案内や受付窓口の説明、そして技術者の診断結果が基準になります。最終判断は専門家に相談しながら進めてください。

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ブレゲのオーバーホールが高い時の選び方

ブレゲのオーバーホールが高い時の選び方

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この章では、費用と安心感のバランスを取るための「選び方」を具体化します。民間修理店の相場感、来店と配送ピックアップの使い分け、並行輸入の扱い、そして推奨頻度まで。最後に、迷ったときの結論も短くまとめます。

民間修理店の相場と納期

民間修理店の相場と納期

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「ブレゲのオーバーホールが高い」と感じたとき、現実的な選択肢が修理専門店(民間)です。

一般論として、民間は正規より費用を抑えやすく、納期も短めになりやすい傾向があります。理由は、研磨や交換方針を必要最小限に寄せたり、工房内で工程を完結できたりするからです。ここはシンプルに魅力ですよね。

ただし、民間は“玉石混交”でもあります。

ブレゲは高級機械式の中でも、仕上げと調整の要求水準が高いブランド。だから「動けばOK」で終わらせる店だと、満足度が落ちやすいです。じゃあ、どう見極めるか。私は、まず“説明の質”を見るのが良いと思っています。見積もりの根拠を言語化できる店は、だいたい仕事も丁寧です。

次に、修理実績。ブレゲの実例を具体的に出しているか、型番や症状、作業内容が書かれているか。

ここが薄い店は、経験が少ない可能性があります。さらに保証。民間でも6ヶ月〜1年など保証を付けるところは多いですが、範囲が重要です。たとえば「オーバーホールの作業不良は保証」「落下・水入りは対象外」など、線引きが明確だと安心できます。

そして費用の考え方。民間の料金が安い理由は、必要最低限の交換に抑えたり、外装仕上げを別料金にしたりする設計にあります。

つまり、安い=同じ内容ではないことがある。ここを理解していないと、「安いと思って頼んだら、後から追加で結局同じくらい」となりがちです。逆に、あなたが「外装は研磨いらない」「最低限の機能回復と精度安定が目的」というタイプなら、民間の方が相性が良い場合も多いです。

  • ブレゲの修理実績(事例が具体的か)
  • 見積もりの説明が丁寧か(追加費用の条件が明確か)
  • 作業後の保証があるか(期間と範囲)
比較項目 正規サービス 民間修理店
費用感 高めになりやすい 抑えやすい傾向
納期 長めになることがある 短めになりやすい
部品 純正中心 方針は店次第
外装仕上げ 含まれる/推奨されることがある 別料金のことが多い
向く人 資産価値・安心感重視 コスト・スピード重視

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編集長メモ:民間に向く人・向かない人

私の感覚だと、民間に向くのは「定期メンテをコスパよく回したい」「外装は気にしない」「相談しながら柔軟に決めたい」タイプ。

向かないのは「将来の売却価値を最優先」「純正縛りで揺らぎたくない」「複雑機構で絶対失敗したくない」タイプです。あなたがどっち寄りかで、選び方が変わりますよ。

来店と配送ピックアップ

来店と配送ピックアップ

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依頼ルートは、大きく「来店」と「配送」に分かれます。

来店は、その場で状態を見ながら相談できるのが強みです。あなたの使い方(汗・湿気・使用頻度)や、気になる症状(精度のズレ、巻き上げ感の違和感)を伝えると、見積もりの精度も上がりやすいです。

特にブレゲのような繊細な時計は、「何が気になるか」を口頭で伝えられるだけで、技術者のチェックポイントが明確になります。

一方、配送ピックアップは、忙しい人や遠方の人に便利。正規でも無料のピックアップサービスが用意されるケースがありますし、民間でも梱包キットを送ってくれるところがあります。配送の良いところは、時間の制約が少ないこと。

仕事で平日に動けない人でも、申し込みさえできれば進みます。ただ、配送は“情報が薄くなりがち”です。実物を前にしての会話がない分、症状や希望が伝わりにくい。だから私は、配送のときほど「希望条件」を文章で明確にするのをおすすめします。

たとえば、「研磨は希望しない」「防水試験は可能なら実施」「交換部品は事前承諾が必要」など。こういう条件を最初に伝えるだけで、後の行き違いが減ります。

あと、配送は輸送リスクの話も避けられません。時計は精密機器なので、衝撃や温度変化、湿気が不安要素になります。ここはサービス側の梱包仕様と、補償の有無が重要です。

もう一点。見積もり後のキャンセル条件です。

配送で依頼して、見積もりが想像以上に高かったときに「やっぱりやめたい」となることは普通にあります。そのとき、返送料が誰負担なのか、キャンセル料はあるのか、梱包材の返却は必要か。ここを事前に確認しておくと、気持ちがラクになりますよ。

  • 見積もり後にキャンセルできるか(返送料の負担も含めて)
  • 輸送時の補償(保険・追跡・梱包仕様)
  • 連絡手段(電話/メール/マイページなど)

配送で“失敗しにくくする”コツ

私は、配送依頼のときに「症状」「希望」「優先順位」を3行で書くのが鉄板です。症状=精度のズレや止まり、希望=研磨の有無、優先順位=納期重視か品質重視か。これだけで、返ってくる提案の質が上がりやすいです。

並行輸入でも正規対応

並行輸入でも正規対応

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並行輸入だと「正規で断られる?」「料金が上がる?」と不安になりますよね。

一般論として、ブレゲが属するグループでは、正規購入か並行輸入かで極端な差を設けない方針だと案内されることがあります。ただし、ここは“言い切り”が危険な領域でもあります。なぜなら、時計の状態は一本一本違うからです。

ポイントは、並行輸入そのものよりも「真贋」「改造歴」「非純正パーツの有無」「過去の修理履歴」の方が影響しやすいということ。

たとえば社外パーツや不適切な改造が入っていると、受付や修理方針に制限が出る可能性があります。正規が怖いのは、そこが見つかった瞬間に「まず純正に戻す話」になり、結果として費用が上がりやすい点です。

あなたとしては、悪気なく付けた社外ストラップが引っかかることもあるので、事前に状況を共有した方が安心です。

だから私は、並行輸入品で正規を検討するなら、事前に受付窓口へ型番と状態を伝えて確認するのが一番確実だと思っています。型番が分からなければ、保証書や購入時の書類、裏蓋刻印の情報で補えます。写真を求められることもあるので、準備しておくと話が早いです。

また、保証書の有無や購入履歴がわかる資料があると、やり取りがスムーズになることが多いです。とはいえ、保証書がなくても受け付けてもらえるケースはあります。ここも一律ではないので、最終判断は公式案内をご確認ください。

関連して、ブレゲのスポーツモデルでメンテナンスの重要性を深掘りしたい場合は、編集部の解説も参考になります。

ブレゲのアエロナバルが壊れる理由と対策まとめ

並行輸入で不安なときのチェック

  • 非純正パーツ(リューズ/ガラス/針など)の有無
  • 過去にどこで修理したか(不明なら正直に伝える)
  • 付属品(保証書・箱・購入明細)が残っているか

推奨頻度は3〜5年

推奨頻度は3〜5年

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頻度の目安は、一般に3〜5年あたりが多く語られます。

機械式は潤滑油が劣化し、パッキンも経年で弱ります。油切れで使い続けると摩耗が進み、結果的に追加修理が増えて「余計に高くついた」というケースもあるので、ここはケチりづらいところです。

特にブレゲは精密なクリアランスで組まれていることが多いので、油膜が切れたままの使用は、内部にとって負担が大きいと考えておくのが無難です。

とはいえ、頻度は使用環境で変わります。汗や湿気が多い、スポーツで着ける、磁気にさらされる、こういった条件があるなら早めの点検が安心です。逆に、使用回数が少なく保管環境が良いなら、状態を見ながら調整できます。

ここで大事なのは「年数だけで決めない」こと。年数は目安で、実際には“症状”と“使用環境”が優先です。

私がよく聞くのは、「毎日着けてるけど精度が悪くないから放置していい?」という相談。答えは“ケースバイケース”です。

ただ、精度は良くても、内部では摩耗が進んでいる可能性があります。精度が急に崩れたときは、だいたい内部の状態も進行していることが多い。そうなる前に、点検→必要ならオーバーホール、という流れを取ると、結果的に費用が読みやすくなります。

また、防水モデルを日常で使うなら、防水性のチェックは軽視しない方がいいです。防水は“永久”じゃありません。パッキンの劣化やケースの歪み、リューズ周りの摩耗で、じわじわ弱くなります。水入りは修理費が跳ねやすいので、ここは予防の価値が高いポイントです。

オーバーホールのサイン

  • 日差が急に大きくなった
  • パワーリザーブが短くなった気がする
  • リューズ操作が重い/違和感がある
  • ガラス内の曇りや結露が出た

不安があるなら、まずは点検と見積もりを取り、最終判断は専門家に相談するのが安全です。

費用構造の理解を深めたいなら、正規オーバーホールの「内訳」の考え方を別ブランドで噛み砕いた記事も役に立つと思います。

カルティエ時計の正規オーバーホール料金の相場と内訳


【ブレゲのオーバーホールが高い】総まとめ

ブレゲのオーバーホールが高いのは、純正部品とブランド基準の工程、外装仕上げ、複雑機構の調整、そして場合によってはスイス本社対応まで含む「安心の設計」だからです。

ここを理解すると、費用は単なる出費ではなく、時計の価値とコンディションを守るための投資に見えてきます。あなたが「なんでこんなに高いの?」と感じるのは自然です。でも、裏側の工程を知ると、価格の理由がちゃんとあるのも分かってきます。

結論として、あなたが資産価値と安心感を最優先するなら正規サービスが軸。

コストと納期を現実的に抑えたいなら、実績のある民間修理店を比較検討するのが賢いと思います。どっちを選ぶにしても、“あなたの目的”が先で、“料金”はその次です。目的が曖昧なまま安さだけで選ぶと、満足度が落ちやすいので注意してください。

最後に、いちばん大事な注意点を。金額や納期はあくまで一般的な目安で、実機の診断後に確定します。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は、受付窓口や信頼できる時計技師に相談しながら進めるのが安心ですよ。

ブレゲは“時間を知る道具”というより、あなたのスタイルを形にする相棒です。だからこそ、納得して預けられる先を選んでください。

なお、「正規では断られるケースがあるの?」という不安がある方は、メーカー基準と受付の考え方を整理した記事も参考になります。

ロレックスのオーバーホールが断られる理由と対策

オーバーホールなら【リペスタ】

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