こんにちは。Luxury World Watches(ラグジュアリー・ワールド・ウォッチ)の編集長です。
あなたがブレゲのリセールバリューを調べているなら、資産価値はどれくらい残るのか、リセール率の目安や中古相場、買取相場の実情が気になりますよね。
その一方で、検索しているとブレゲは人気がない、買ってはいけない、後悔する、壊れやすいのでは?といった声も目に入って、不安になるかもしれません。
この記事では、人気モデルのマリーンやタイプXXI、アエロナバル、クラシック、トラディションを軸に、並行輸入や中古で買うときの注意点、付属品やオーバーホール履歴が査定にどう影響するかまで、判断材料をまとめていきます。
- ブレゲの資産価値と立ち位置の捉え方
- リセール率と中古相場の目安
- モデル別に評価が分かれる理由
- 売るときに損しにくい準備とコツ
ブレゲのリセールバリュー基礎

ブレゲ公式
ブレゲの資産価値と格付け

LUXURY WORLD WATCHES:イメージ
ブレゲは、時計を「高級品」ではなく「文化」に押し上げた側のブランドです。
トゥールビヨンの発明、永久カレンダーやミニッツリピーターの系譜、ギヨシェ装飾やブレゲ針・ブレゲ数字といった意匠の確立まで、時計史の教科書に出てくるレベルの“起点”が多いんですよね。だからこそ、資産価値の芯が「歴史・技術・意匠」にあります。
ただ、リセールを考えるときに誤解されがちなのが、「格が高い=全部プレミアで上がる」ではない点です。ロレックスの一部モデルのように、需要が過熱して“投資的に”値段が跳ねるブランドとは、市場の動き方が違います。
ブレゲはどちらかというと、分かる層が確実に評価する一方で、モデルごとの需要差がくっきり出やすい。だからブランド名より「仕様の当たり外れ」が効いてきます。
私の感覚で言うと、ブレゲの資産価値は「一発逆転の値上がり」よりも、“大きく崩れにくい設計を作れるか”が勝負です。
たとえば実用性の高いステンレス(SS)やチタン、シンプルな3針や分かりやすいクロノグラフ、サイズ感が現代的、そして需要が読める人気コレクション。このあたりの条件を満たすと、ブレゲでもリセールが安定しやすくなります。
逆に、超複雑や特殊素材、ニッチなダイヤルなどは「好きで買う」なら最高なんですが、売るときは買い手が限られやすい。つまり流動性が落ちて、買取側も慎重になります。
だから私は、リセールを気にする読者には「まずは出口がある仕様」を先に押さえる考え方をおすすめしています。
資産価値を“格”から“市場”に落とす考え方
- 格:歴史・技術・意匠の評価(長期で効く)
- 市場:需要・供給・流動性(短中期で効く)
- 結論:ブレゲは「格」だけで買うとリセールでブレやすい。市場条件が合うモデルを選ぶと安定しやすい
編集長メモ
ブレゲは“格”で語られやすい一方、二次流通ではモデルごとの人気差が大きいブランドです。だからこそ、リセールバリューを狙うなら「ブランド名」よりも「どのコレクション・どの素材・どの仕様か」が重要になります。
リセール率の目安と相場

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リセール率って、言葉が先行して分かりにくいですよね。基本はすごくシンプルで、あなたが買った価格に対して、売るときの買取価格が何%かという指標です。目安の計算式はこうです。
リセール率のざっくり式
リセール率(%)= 買取価格 ÷ 購入価格 × 100
ブレゲの場合、モデルや素材、状態、相場環境で上下しますが、一般的には40〜70%台に収まるケースが多い印象です。ここで大事なのは、ネットで見かける“中古販売価格”と“買取価格”は別物という点。中古販売価格には、店舗の利益・整備コスト・保証・在庫リスクが乗っています。
だから当然、買取はそこから逆算されます。
もう一つ、意外と見落としがちなのが「あなたの購入価格」側です。正規店の定価で買ったのか、並行輸入で割引で買ったのか、中古で底値っぽいところで買ったのかで、同じ買取価格でもリセール率が変わってしまいます。
つまり、リセール率は“時計の実力”だけじゃなく“買い方の上手さ”も混ざります。
リセールを誤解しやすいポイント
- 中古販売価格と買取価格は同じではない(間にスプレッドがある)
- 買取価格は、整備コスト・在庫期間・需要の読みで調整される
- 購入価格が安いほど、同じ買取でもリセール率は上がる
目安を掴むために、傾向が見えやすいモデルのイメージを表にしておきます。これはあくまで一般的な目安で、同じリファレンスでも状態や付属品で大きく動くので、数字を断定せず“レンジ”として捉えてください。
| コレクション | 代表例 | 狙い目の傾向 | リセール目安 |
|---|---|---|---|
| マリーン | 5517(SS) | 実用性・需要が強い | 75〜85%前後 |
| タイプXXI | 3817(SS) | 分かりやすいスポーツ系 | 65〜75%前後 |
| トラディション | 7057 | 定番仕様は底堅い | 65〜70%前後 |
| クラシック | 7147 | 王道要素が揃う | 60〜70%前後 |
大事な前提
相場やリセール率は、状態・付属品・年式・為替・定価改定・在庫状況で日々変動します。数値はあくまで一般的な目安として捉え、最新の状況は複数の買取店で確認するのがおすすめです。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
人気ないと言われる理由

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ブレゲを検索すると「人気ない」って言葉が出てきて、ちょっとドキッとしますよね。でもこれ、時計としての価値が低いという話ではなく、市場の構造としてそう見えやすいだけ、というケースが多いです。私は主に3つの理由に整理しています。
価格帯が高く、母数が増えにくい
ブレゲは、どのコレクションでも基本的に高価格帯です。買える人が限られるので、SNSや日常で見かける回数が少ない。見かけない=人気がない、に短絡されやすいんですよね。でも実際は、母数が少ないだけで、好きな層はきっちり存在します。
一般層向けの露出が控えめ
ロレックスやオメガほど、一般向けの強い露出があるわけではありません。だから「知らない人は本当に知らない」ブランドになりやすいです。ここはブレゲの戦略でもあるし、逆に言えば、知って着けてる人は“分かってる感”が出やすいポイントでもあります。
クラシック寄りの意匠で好みが分かれる
ブレゲ針やギヨシェ、コインエッジのような伝統コードは、本当に美しいです。ただ、スポーツウォッチ全盛の空気感の中だと、モダンやストリート寄りの装いには刺さりにくいこともある。結果として「地味」「渋い」評価になりやすく、これが人気ないと言われる温床になります。
とはいえ、時計好きのコミュニティでは「おしゃれ」「歴史を感じる」「渋い」という評価がむしろ多いです。
つまり、万人向けではない代わりに、刺さる層には深く刺さる。この特性はリセールにも直結します。刺さる層が明確なモデルほど底堅いし、層が限定されすぎる仕様は売却で時間がかかることがある、という感じです。
「着けてる人のイメージ」や年齢層、どう見られやすいかをもう少し掘りたいなら、関連情報としてブレゲをつけてる人の特徴と評判も参考になると思います。
人気ない=価値がない、ではない
ブレゲは「広く浅く」より「狭く深く」で評価されやすいブランドです。だからリセールを気にするなら、刺さる層が厚いモデル(マリーンやタイプXX系など)を選ぶと、出口が作りやすいですよ。
後悔しない選び方のコツ

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ブレゲで後悔しやすいパターンって、実は“時計の良し悪し”より、買った後の生活に合っていないことが多いです。リセールバリューを意識するなら、なおさら「買う前にズレを潰す」ことが大事。ここ、気になりますよね。私が読者におすすめしている順番は、シンプルにこの流れです。
用途を先に決める
ビジネス中心なのか、休日中心なのか、雨や汗のシーンが多いのか。ここが曖昧だと、買った瞬間は満足しても、結局出番が減って「やっぱり売ろうかな…」となりがちです。ブレゲは“使ってナンボ”の満足感も大きいので、着用頻度を上げられるモデルを選ぶのが後悔回避に直結します。
仕様はシンプル寄りが安定
複雑機構はロマンの塊です。ただ、定価が高く、売却時は買い手が限られやすい。リセール優先なら、まずは「3針+日付」「SSやチタン」「現代的サイズ」「人気コレクション」といった、需要が厚い条件に寄せるのが堅いです。
ブレゲで“資産価値を残す”って、こういう実務の積み重ねなんですよね。
試着で“印象のズレ”を潰す
写真でかっこいいのに、腕に乗せると「なんか違う…」は本当にあります。ケースの厚み、ラグの張り出し、文字盤の光り方、ブレスのフィット感。特にブレゲは仕上げが繊細なので、光の当たり方で印象が変わります。できるなら試着して、鏡で全身バランスも見たほうが安心です。
後悔しにくいチェックリスト
- 装着頻度が高い用途か
- 素材はSSやチタンなど実用寄りか
- 付属品が揃う個体を選べるか
- 売る出口(買取店)を想定できるか
あと、地味に効くのが「買う場所」です。正規・並行・中古・個人売買で、リスクと価格が全然違います。安く買えるルートほど真贋や状態のブレが大きくなる傾向があるので、価格だけで決めないのが鉄則かなと思います。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
中古相場が動く要因

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中古相場って、感覚で追うと振り回されがちです。だから私は、相場が動く要因を「大きい順」に分解して見ています。ブレゲは特にモデル差が出やすいので、要因を押さえておくと判断がラクになりますよ。
定価改定と新作・派生の影響
まず大きいのが定価改定です。定価が上がると、中古の“見え方”も上がりやすくなります。
ただし全モデルが同じように上がるわけではなく、人気モデルに寄って動くことが多いです。もう一つは派生モデルの増加。素材違いや文字盤違いが増えると、買い手が分散して相場が緩む場面があります。
為替と並行輸入の価格
並行輸入の価格は為替の影響を受けやすいので、円安・円高で店頭価格が動きます。店頭価格が動くと、中古市場も引っ張られます。特に「新品が安くなる局面」では、中古が相対的に割高に見え、買取相場が落ち着きやすいことがあります。
流動性(回転)と買い手の厚み
ここがブレゲの核心です。中古市場は、売り手よりも「買い手の厚み」で決まります。
マリーンやタイプXX系のように“欲しい人が分かりやすいモデル”は回転が良く、結果として買取も出やすい。逆に、好みが限定される仕様は、在庫期間が長くなるリスクを織り込まれるので、買取が伸びにくいことがあります。
状態と付属品の影響は“想像以上”
打痕、深い線傷、研磨の強さ、ブレスの伸び、ガラスの欠け、リューズの操作感。こういう「実物で分かる要素」は、相場というより査定で差が出ます。付属品(保証書・箱・コマ・工具)も同じで、“同じモデルなのに価格が違う”のは、だいたいここが原因です。
| 要因 | 動き方 | あなたができる対策 |
|---|---|---|
| 定価改定 | 人気モデルが先に反応しやすい | 買うなら改定前後の相場を比較 |
| 為替 | 並行価格に波及→中古にも影響 | 同条件個体の実勢を複数チェック |
| 流動性 | 買い手が厚いモデルほど底堅い | “売れ筋仕様”を選ぶ |
| 状態・付属品 | 査定で差がつきやすい | 保管と記録、付属品の管理 |
相場は「上がる・下がる」の二択ではなく、売れ筋だけが底堅く、その他が緩む形で差が開くことが多いです。ブレゲはまさにそれが出やすいので、モデル選びと状態管理がすべて、と言っても言い過ぎじゃないかなと思います。
ブレゲのリセールバリューを高める

ブレゲ公式
人気モデルはマリーン5517

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ブレゲでリセールバリューを狙うなら、最初に名前が挙がりやすいのがマリーン5517です。理由はシンプルで、ブレゲの中では例外的に実用時計としての需要が厚いからです。3針で分かりやすい、スポーティなのにブレゲらしい意匠がある、そして日常のTPOに寄せやすい。ここが強い。
マリーンが“出口”を作りやすい理由
マリーンは、時計に詳しくない人でも「スポーツ系のラグスポ」としてイメージしやすいのが大きいです。
中古市場では、この“分かりやすさ”が回転につながります。回転が良いと買取側も在庫リスクを取りやすくなるので、結果として査定も出やすくなります。リセールは結局、ここなんですよね。
5517でも仕様で差が出る
同じ5517でも、素材(SS・RGなど)、文字盤色、ブレスかラバーかで評価が変わります。一般論としては、実用寄りの素材(SS・チタン)は需要が広く、価格レンジも現実的なので安定しやすい傾向があります。一方で貴金属は定価が上がる分、中古では乖離が出やすいこともあります。
選ぶときの視点
同じ5517でも、素材やダイヤルカラー、ブレス仕様で評価が変わります。リセールを意識するなら、まずは「需要が厚い仕様」を選ぶのが近道です。
それと、マリーンは“ブレス・ストラップ周り”で満足度と維持費が変わりやすいです。ネジ固定や適合パーツの管理など、細かい落とし穴もあるので、買う前に交換コストや納期感まで把握しておくと安心です。
関連情報として、ブレゲマリーンのベルト交換完全ガイドも合わせて読むと、買った後のストレスが減ると思います。
注意
同じ型番でも、個体差(研磨の強さ・ブレスの伸び・付属品の欠け)で査定は変わります。相場だけで決めず、状態と付属品まで確認してから判断してください。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
タイプXXIやアエロナバル

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スポーツ系で次に評価が安定しやすいのが、タイプXXIのようなパイロット系です。クロノグラフは好みが分かれる一方で、タイプXX系はデザインが分かりやすく、時計好き以外にも伝わりやすいのが強みです。要は“説明コストが低い”。これ、中古市場ではけっこう効きます。
タイプXXIが評価されやすいポイント
タイプXXIは、スポーティでありながら上品さが残るバランスが良いです。
サイズも極端に大きすぎない個体が多く、着ける人を選びにくい。さらにブレゲらしい針やケースサイドの意匠があるので、「ただのミリタリー」にならないのが魅力です。こういう“分かりやすい個性”は、売るときの強さになります。
アエロナバルは“刺さる層”が明確
アエロナバルは、ミリタリー感とブレゲらしいクラシカルな意匠が同居していて、刺さる人には強烈に刺さります。市場の広さで言えばマリーンほどではないけど、「分かってる人が買う」モデルなので、状態が良い個体は一定の需要を保ちやすい印象です。
ただしクロノグラフ全般に言えることですが、使用頻度や扱いで状態差が出やすいです。プッシャー周りの打痕、リューズの操作感、精度、メンテ履歴。こういう“地味な差”が、売却時に数万円〜それ以上の差になることもあります。
注意点
クロノグラフは使用頻度や扱い方で状態差が出やすいです。プッシュボタン周りの傷、精度、メンテ履歴の有無は、売却時に差になりやすいので意識しておきましょう。最終的な判断は専門家にご相談ください。
スポーツ系で損しにくい買い方
- 整備履歴が追える個体を優先(明細や記録が残る)
- プッシャー・リューズ操作に違和感がないか確認
- ベルトやバックルの純正性、消耗状態をチェック
- 買う前に「売る店」を2〜3社想定しておく
クラシックとトラディション

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クラシックとトラディションは、ブレゲらしさの核に近いコレクションです。だからこそ、評価軸も“分かる人向け”になりやすく、リセールは二極化しがち。ここが面白いところでもあり、難しいところでもあります。
クラシックは王道意匠の集大成
クラシックは、ブレゲ針、ギヨシェ、ブレゲ数字、コインエッジといった伝統要素が凝縮されています。スーツに合うし、年齢を重ねるほど似合う。こういう普遍性は強いです。
ただ、中古市場での“爆発力”は出にくい傾向があります。理由は、スポーツ系ほど買い手の裾野が広くないから。だからこそ、王道仕様(シンプル構成・人気ダイヤル)を選ぶと底堅くなりやすいです。
トラディションは「視覚的な機械式ロマン」
トラディションはムーブメントが見える構成が特徴で、機械式の醍醐味を前面に出したシリーズです。
左右対称の機構配置や、露出した歯車の美しさは、正直見飽きない。こういう時計は“好きな人が必ずいる”ので、一定の需要はあります。ただ、誰にでも刺さるわけではないので、売却のスピードはモデル次第になります。
リセールを安定させたいなら、クラシックもトラディションも共通して「定番に寄せる」のが安全です。派生が強い仕様や特殊な素材はロマンはあるけど、相場は読みづらい。ここ、悩むところですよね。
だから私は、リセールを気にする読者には、まず定番でブレゲの良さを味わってから、2本目で冒険するのをおすすめしています。
クラシック/トラディションで意識したいこと
- 素材違いで評価が大きく変わる
- 文字盤色や仕様で需要層が変わる
- 状態の良さが価格に直結しやすい
また、ドレス系は外装コンディションの影響が大きいです。打痕や研磨の強さが目立ちやすく、エッジが立っているほど評価されやすい傾向があります。ここは写真だけだと分かりにくいので、購入時に現物確認できるなら強いです。
買取相場を上げる付属品

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売るときに一番分かりやすく差が出るのが付属品です。ブレゲのような「来歴」や「真贋の安心感」を重視されやすいブランドでは、付属品の有無が査定に直結しやすい。ここ、地味だけど超重要です。
最低限、これが揃うと強い
- 保証書(ギャランティ):再発行できない前提で扱われやすい
- 外箱・内箱:保管状態の良さの証明にもなる
- 説明書、冊子類:細かいけど揃っていると印象が良い
- ブレスの余りコマ:腕回り調整できる=買い手が増える
特に保証書は、買い手側の不安を減らす最重要アイテムです。中古市場では、保証書があるだけで「ちゃんとした個体」感が強くなります。逆に欠けていると、真贋・盗難・来歴の不安が一気に上がるので、買取側も慎重になりやすいです。
付属品が欠けるとどうなる?
モデルや相場状況にもよりますが、付属品欠けは数万円〜数十万円単位で評価に影響することがあります。とくに保証書は「安心材料」なので、再発行できない前提で大切に保管しておくのが基本です。
付属品を失くしやすい人向けの保管ルール
私がすすめているのは、「時計箱セットを“動かさない”」運用です。棚の奥にまとめて置いて、時計を売る予定がなくても保証書とコマは同じ場所に固定。引っ越しや模様替えで散らばるのが一番怖いので、保管場所を決めたらそこから動かさないのが最強です。
豆知識
ストラップやバックルの“純正性”も、査定では地味に見られます。純正Dバックルや純正ストラップは、別売りでも高価なことが多いので、セットで残っていると評価されやすいです。
オーバーホール履歴と査定

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オーバーホール履歴は、査定においてプラスにもマイナスにも働きます。
ポイントは「何を・どこで・いつ」やったかが分かること。整備明細や修理明細が残っていると、買い手側の不安が減るので評価されやすくなります。逆に履歴が曖昧だと、買取側は“整備コストを見込んで”査定を控えめに出すことがあります。
プラスになりやすい履歴の形
理想は、正規や認定ルート、または信頼できる専門店での整備記録が残っていることです。明細に「ムーブメント洗浄」「パッキン交換」「防水テスト」「部品交換」などが具体的に書かれていると強い。これ、買い手が安心するので回転が良くなりやすいんですよね。
マイナスになりやすいパターン
一方で、外装の過度な研磨(ポリッシュ)や、社外部品の混入は評価を落とす場合があります。特にエッジが丸くなっている個体は“減点されやすい”傾向があります。もちろん、研磨自体が悪ではないんですが、リセールを優先するなら、「仕上げの一貫性」と「記録」が大事です。
整備頻度の目安は“条件で変わる”
よく「何年ごと?」って聞かれますが、使用環境とモデルで変わります。とはいえ、メーカーの一次情報として、ブレゲ公式の案内では「一般的に腕時計は3〜4年ごとに点検・整備へ」という考え方が示されています。(出典:ブレゲ公式「Services」)
ただし、これは“目安”です。汗の多い環境、衝撃が多い使い方、保管状況、個体差で変わるので、調子が悪いと感じたら早めに相談したほうが結果的に安く済むケースもあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
売却前にやりがちな失敗
「売る直前に慌てて整備する」よりも、「普段から状態を整えて記録を残す」ほうが、結果的にスムーズで納得しやすいです。直前整備は費用対効果が合わないケースもあるので、売却予定があるなら一度プロに相談してから動くのが安心です。
オーバーホールの費用感や、正規と民間の違い、見積もりの見方までまとめた内容もあるので、気になる人はブレゲのオーバーホールが高い理由と正規料金・相場も合わせて読むと判断が早くなります。
【ブレゲのリセールバリュー】まとめ
ブレゲのリセールバリューは、ブランド全体で一律に高いわけではありません。でも逆に言うと、モデル選びを外さなければ、十分に“出口が見える”ブランドです。ここがブレゲの面白さでもあります。
結論:狙うなら「需要が厚い仕様」+「管理で差を作る」
押さえるべき要点はシンプルです。実用性が高いモデル(マリーン5517など)や、需要が読みやすいスポーツ系(タイプXXI、アエロナバル)を軸に、付属品完備・状態管理・整備記録を整える。これだけで、リセールのブレはかなり減ります。
数字は“点”ではなく“レンジ”で見る
相場は常に変動します。だから、ネットで見た一つの数字を鵜呑みにすると危ないです。私はいつも「同条件の個体でレンジを掴む」ことをおすすめしています。状態・付属品・年式が揃った比較じゃないと、判断がブレます。
売却前の最終チェック(これだけで損しにくい)
- 保証書・箱・コマ・冊子が揃っているか
- 深い傷や打痕の有無、研磨の強さ
- 日差や巻き上げ感など、違和感がないか
- 買取相場を2〜3社で比較できているか
最後にもう一度。リセールバリューは「モデルの選び方」と「持ち方」で大きく変わります。あなたが納得して選んだ一本なら、多少の相場の波があっても、満足度で回収できることも多いです。
とはいえ、売却や購入はお金が絡む話なので、数字はあくまで一般的な目安として捉え、複数の買取店で最新の買取相場を確認しながら判断するのがいちばん安全です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

