こんにちは、Luxury World Watches(ラグジュアリー・ワールド・ウォッチ)の編集長です。
ロレックスのサブマリーナーを見ていると、「グリーンサブ」「青サブ」「赤サブ」「スタバ」「ハルク」など、公式モデル名とは違う呼び方がたくさん出てきます。同じサブマリーナーなのに何が違うのか、初めて探す人にはかなり分かりにくいところです。
特に注意したいのは、これらが単純な色違いではないこと。グリーンサブだけでもRef.16610LV、Ref.116610LV、現行のRef.126610LVでは、ベゼルの素材、文字盤、ケースサイズ、ムーブメントが異なります。青サブもステンレスとゴールドのコンビなのか、金無垢なのかで価格帯が大きく変わります。
さらに赤サブは、赤いベゼルを装着したサブマリーナーではありません。ヴィンテージのRef.1680に見られる赤い「Submariner」表記を指す通称で、現行のグリーンサブや青サブとは購入時に見るべきポイントそのものが違います。
私なら、色の好みだけで決める前に、型番、世代、素材、文字盤、整備履歴まで確認します。この記事では、それぞれがどんな時計なのかを現行・旧型・ヴィンテージに分けて比較しますので、あなたに合う一本を考える材料にしてください。
- グリーンサブの3世代とスタバの違い
- 青サブの現行モデルと正規価格
- 赤サブRef.1680の特徴と希少性
- 中古サブマリーナーを選ぶ確認ポイント
ロレックスのグリーンサブと青サブ赤サブ
色名はロレックス公式名ではない
「グリーンサブ」「青サブ」「赤サブ」「ハルク」「スターバックス」といった名称の多くは、ロレックスが正式な製品名として付けたものではなく、時計愛好家や販売市場で広まった通称です。
ロレックス公式では、たとえば現行グリーンサブは「サブマリーナー デイト Ref.126610LV」と表記されます。41mmのオイスタースチール製ケース、ブラックダイアル、グリーンのセラミック製セラクロムベゼルを組み合わせたモデルです。
つまり、中古販売店で「スタバ」と書かれていても、購入時に確認するべきなのはスタバという名前ではありません。Ref.126610LVなのか、保証カードの日付はいつなのか、時計そのものがどのような状態なのかを見る必要があります。
青サブも同じです。現行モデルにはオイスタースチールとイエローゴールドを組み合わせたRef.126613LBと、18KイエローゴールドのRef.126618LBがあります。どちらも青系ですが、価格も重量感もかなり異なります。
サブマリーナーの通称は時計を探す入口として便利ですが、購入判断では必ずリファレンス番号まで確認してください。
ロレックス公式:ブラック文字盤とブラックベゼルを備えたサブマリーナー デイト Ref.126610LN。色違いモデルを比較するときの基本形として分かりやすいデザインです。
4桁、5桁、6桁の型番による世代差から確認したい場合は、ロレックス4桁・5桁・6桁の違いも合わせて読むと理解しやすいですよ。
グリーンサブは3世代で違う
ロレックスのグリーンサブを探すと、主にRef.16610LV、Ref.116610LV、Ref.126610LVの3つが出てきます。
同じグリーン系でも、最初のRef.16610LVはグリーンのアルミ製ベゼルとブラック文字盤、次のRef.116610LVはグリーンのセラミックベゼルとグリーン文字盤、現行Ref.126610LVはグリーンのセラミックベゼルとブラック文字盤という構成です。
| 型番 | 主な通称 | ケース | ベゼル | 文字盤 | 世代 |
|---|---|---|---|---|---|
| 16610LV | カーミット | 40mm | グリーン・アルミ | ブラック | 生産終了 |
| 116610LV | ハルク | 40mm | グリーン・セラミック | グリーン | 生産終了 |
| 126610LV | スタバなど | 41mm | グリーン・セラミック | ブラック | 現行 |
この3本を「緑だから同じ」と考えるのは少しもったいないです。腕に載せたときの雰囲気までかなり変わります。
16610LVは初代グリーンサブ
Ref.16610LVは、サブマリーナー誕生50周年を記念して2003年に登場したモデルです。サブマリーナーとして初めてグリーンのベゼルが採用され、ブラック文字盤との組み合わせから、現在では「カーミット」の通称でも知られています。
最大の特徴は、現行のセラミックとは違うグリーンのアルミ製ベゼルインサートです。長く使用すると小傷や退色が現れる場合があり、その変化も旧型ロレックスらしい魅力になっています。
ケース径は40mm。現在の41mm世代と比べると、ケースやラグの見え方も軽快です。ベゼルだけがグリーンなので、派手すぎずブラックサブに近い感覚で着けやすいですね。
一方、中古購入では同じRef.16610LVのなかにも細かな仕様差があります。初期に見られるベゼル数字の「4」の形状など、コレクターが注目する違いも存在します。
◆編集長のワンポイントアドバイス
初めて旧型グリーンサブを買うなら、「希少な初期仕様だから」という理由だけで選ばなくても大丈夫です。私はまずケースの状態、文字盤、ベゼル、ブレスレット、保証書を見ます。珍しさより、時計全体に納得できる個体を選ぶほうが長く楽しみやすいですよ。
116610LVはハルクと呼ばれる
2010年に登場したRef.116610LVでは、グリーンサブの印象が大きく変わりました。ベゼルだけでなく文字盤までグリーンになり、時計全体から緑を感じるデザインです。
このモデルが一般に「ハルク」と呼ばれています。グリーンのセラクロムベゼルに、光の入り方によって表情を変えるグリーン文字盤を組み合わせているため、3世代のなかではもっとも色の存在感があります。
ケース径は40mmですが、Ref.16610LVよりラグやケースサイドにボリュームを感じやすい世代です。オイスターブレスレットにはグライドロックが採用され、工具を使わず微調整できる使いやすさも加わりました。
2020年に生産終了となったため、現在は中古や未使用流通品から探すことになります。現行モデルではグリーン文字盤のサブマリーナーが用意されていないため、ハルクならではの見た目を求める人から今も注目されています。
楽天市場やYahoo!ショッピングでRef.116610LVの中古を比較する場合も、価格だけでなく保証書の有無、年式、研磨歴、ブレスレットの状態まで条件をそろえて見てください。
126610LVが現行のスタバ
現行グリーンサブのRef.126610LVは2020年に登場しました。41mmケースになり、グリーンのセラクロムベゼルとブラック文字盤を組み合わせています。
市場では「スターバックス」や「スタバ」などと呼ばれていますが、正式な型番はRef.126610LVです。「LV」はグリーンベゼルを識別するときによく目にする記号なので、商品を探す際にも覚えておくと便利です。
搭載ムーブメントはCal.3235で、パワーリザーブは約70時間。300m防水、逆回転防止ベゼル、オイスターロック、グライドロックなど、現在のサブマリーナー デイトらしい実用性を備えています。
2026年9月5日時点でロレックス公式に表示されている日本国内価格は、税込1,764,400円です。ブラックベゼルのRef.126610LNより価格設定が高くなっています。
正確な現行仕様と価格は変更される可能性があるため、購入時にはロレックス公式のサブマリーナー一覧で改めて確認してください。
楽天市場やYahoo!ショッピングでRef.126610LVの中古価格を比較すると、正規価格より高い価格帯で販売される個体も見つかります。正規価格と中古市場価格は別物として考えたほうが分かりやすいですよ。
青サブは素材で価格が変わる
ロレックスの「青サブ」は、グリーンサブ以上に型番確認が重要です。青いベゼルや青い文字盤を持つサブマリーナーが複数世代、複数素材で存在するからです。
2026年9月時点の現行ラインで分かりやすい青サブは、イエローロレゾールのRef.126613LBと、18KイエローゴールドのRef.126618LBです。
どちらも41mmケース、ブルーのセラクロムベゼル、ロイヤルブルーの文字盤、Cal.3235、300m防水を備えます。ただし、ケースとブレスレットの素材が違うため、価格差はかなり大きくなります。
| 型番 | 素材 | ベゼル | 文字盤 | 2026年9月確認価格 |
|---|---|---|---|---|
| 126613LB | オイスタースチール&18KYG | ブルー | ロイヤルブルー | 2,883,100円 |
| 126618LB | 18Kイエローゴールド | ブルー | ロイヤルブルー | 7,562,500円 |
価格は2026年9月5日にロレックス公式で確認した税込価格で、今後改定される可能性があります。購入直前には最新価格を確認してください。
126613LBは定番の青サブ
青サブを初めて探す人が最も見かけやすい現行モデルがRef.126613LBです。オイスタースチールと18Kイエローゴールドを組み合わせたイエローロレゾールで、ブルーベゼル、ブルー文字盤、ゴールドのセンターリンクという華やかな外観になっています。
「ロレックス 青サブ 定価」と検索している場合、このRef.126613LBを探しているケースが多いかなと思います。2026年9月5日時点の正規価格は税込2,883,100円です。
グリーンサブRef.126610LVとの大きな違いは色だけではありません。グリーンサブはオイスタースチールのみですが、Ref.126613LBはゴールドを使用したコンビモデル。そのため腕元での華やかさがかなり増します。
ジャケットやシャツにも合わせられますが、ブラックやグリーンサブより時計の存在感は出やすいですね。「スポーツロレックスらしさは欲しいけれど、せっかくならゴールドも楽しみたい」という人には魅力的です。
126618LBは金無垢の青サブ
Ref.126618LBは、ケースとブレスレットに18Kイエローゴールドを使った金無垢の青サブです。ブルーのセラクロムベゼルとロイヤルブルー文字盤を組み合わせ、デザインの方向性はRef.126613LBと似ています。
ただ、実物で感じる印象はかなり違います。ケースからブレスレットまでゴールドなので、重量感も存在感も一段上。2026年9月5日時点の公式価格は税込7,562,500円です。
青サブが欲しいからといって、Ref.126613LBとRef.126618LBを価格だけで比較するのはおすすめしません。コンビを日常的に使いたいのか、金無垢ならではの質感そのものを楽しみたいのかで選ぶ時計です。
以前は18Kホワイトゴールド、ブルーベゼル、ブラック文字盤を組み合わせたRef.126619LBも存在しました。2026年のライン更新後は現行一覧から外れているため、現在探す場合は中古や流通在庫が中心になります。
旧型青サブにも魅力がある
青サブには現行だけでなく、Ref.116613LBやRef.16613などの旧型もあります。現行との違いを知ると、中古で選べる幅がかなり広がります。
Ref.116613LBは40mmケース、ブルーのセラクロムベゼル、青文字盤を組み合わせたイエローロレゾールモデルです。現行Ref.126613LBより一世代前で、搭載ムーブメントもCal.3135になります。
さらに以前のRef.16613では、アルミ製ベゼルの質感が楽しめます。現行セラミックの光沢とは違い、経年による小傷や色合いの変化も旧型ならではです。
現行の41mmケースが少し大きく感じるなら、40mm世代を試してみるのも面白いですよ。数値上は1mmの違いですが、ラグやケース形状まで含めると腕に載せた印象は変わります。
赤サブはRef.1680を指す
赤サブは、グリーンサブや青サブと考え方がまったく異なります。赤いベゼルや赤い文字盤を採用したモデルではなく、Ref.1680の初期個体に見られる赤い「Submariner」の文字から付いた通称です。
Ref.1680は、サブマリーナーに日付表示を採用した初期世代として歴史的にも重要なモデルです。現在のサブマリーナー デイトへ続く流れを考えるうえでも外せません。
文字盤をよく見ると、ブラックを基調とした中に「Submariner」の一行だけが赤く印刷されています。時計全体ではごく小さな違い。それでも、この赤文字がヴィンテージロレックスの世界では大きな意味を持っています。
後期のRef.1680ではこの表記が白文字へ変化しているため、同じRef.1680なら全部が赤サブというわけではありません。
赤サブは文字盤の確認が重要
赤サブを購入するときは、「Ref.1680だから大丈夫」という見方では足りません。文字盤の年代や仕様が、ケースの製造時期と矛盾していないかを見る必要があります。
赤サブには、文字の印刷、王冠マーク、深度表記などに複数の文字盤仕様があり、コレクターの間ではMark分類が使われています。初期にはメートル表記を先に置く仕様、その後にはフィート表記を先に置く仕様が確認されています。
さらに、長い年月のなかで正規サービスを受け、文字盤や針、ベゼルが交換されている個体もあります。交換自体が時計として悪いわけではありません。実用面では整備された時計のほうが安心できる場面もあります。
ただし、ヴィンテージとしての評価では「製造当時の部品がどの程度残っているか」が価格に影響することがあります。
赤サブのようなヴィンテージモデルは、文字盤の希少性だけで価格を判断しないでください。文字盤、針、ベゼル、ケース、ブレスレット、シリアルとの整合、整備履歴まで含めて一つの個体として確認する必要があります。
ヴィンテージ個体の見方については、ヴィンテージロレックスの選び方と注意点でも詳しく解説しています。
グリーン青赤を一覧で比較
ここまでの違いをまとめると、グリーンと青は現在も続くカラー展開として楽しみやすい一方、赤サブはヴィンテージの文字盤仕様そのものを楽しむ時計です。
| 呼び方 | 代表型番 | 見た目 | 素材 | 選ぶときの特徴 |
|---|---|---|---|---|
| カーミット | 16610LV | 緑ベゼル・黒文字盤 | ステンレス | アルミベゼルの旧型 |
| ハルク | 116610LV | 緑ベゼル・緑文字盤 | ステンレス | 緑の存在感が大きい |
| スタバ | 126610LV | 緑ベゼル・黒文字盤 | オイスタースチール | 現行41mm |
| 青サブ | 126613LB | 青ベゼル・青文字盤 | スチール&YG | 現行コンビ |
| 青サブ | 126618LB | 青ベゼル・青文字盤 | 18KYG | 現行金無垢 |
| 赤サブ | 1680初期 | 赤いSubmariner表記 | ステンレス | ヴィンテージ個体差が大きい |
この表からも分かるように、色の名前だけでは時計の中身まで判断できません。特に「グリーンサブ」と「青サブ」は複数世代があり、「赤サブ」はそもそもカラーラインではないという違いがあります。
ロレックスのサブマリーナ色別の選び方
グリーンサブが向いている人
グリーンサブは、ステンレス製サブマリーナーの実用性を保ちながら、ブラックモデルとは違う個性が欲しい人に向いています。
現行を選ぶならRef.126610LV。ブラック文字盤なので、グリーンベゼルが入っていても想像より合わせやすいです。普段は黒系やネイビー系の服装が多い人でも取り入れやすいかなと思います。
旧型の軽快な雰囲気が好きならRef.16610LV。グリーンを前面に出したいならRef.116610LV。このように、同じグリーンサブでも好みが分かれます。
私ならグリーンサブをこう選びます。
- 現行の安心感なら126610LV
- 旧型らしい雰囲気なら16610LV
- グリーンの存在感なら116610LV
- 初めてなら状態と保証を優先
青サブが向いている人
青サブは、スポーツウォッチらしい機能性に、ゴールドの華やかさを加えたい人に合います。特にRef.126613LBは、ステンレスとイエローゴールドを組み合わせているため、金無垢ほど価格を上げずにゴールドを楽しめるモデルです。
一方、Ref.126618LBは時計そのものの存在感を楽しむ一本。数百万円単位の価格になるので、「青いサブマリーナーが欲しい」という理由だけではなく、金無垢の質感に価値を感じるかまで考えたいところです。
青サブは写真で見る以上に腕元で目立ちます。可能なら試着し、肌の色、普段の服装、仕事で着ける場面まで想像して選んでください。
赤サブが向いている人
赤サブは「人と違うサブマリーナーが欲しいから」という理由だけで気軽に選ぶタイプではありません。数十年前の時計である以上、現行モデルとは購入後の付き合い方が違います。
ヴィンテージ特有のプラスチック風防、経年した夜光、アルミベゼル、文字盤の印刷などに魅力を感じ、個体差そのものを楽しめる人に向いています。
また、古いダイバーズウォッチに製造時と同等の防水性能が現在も残っているとは限りません。水辺で使用したい場合は、販売店や修理先で防水状態を確認したほうが安心です。
赤文字だけを見て高額個体へ進むのではなく、なぜその個体がその価格なのかを販売者が説明できることも重要ですよ。
中古価格は型番をそろえる
サブマリーナーの中古価格を調べるとき、私は最初に型番を固定します。「グリーンサブ 中古」とだけ検索すると、16610LV、116610LV、126610LVが同じ画面に並び、価格比較がかなり分かりにくくなるからです。
そのうえで年式、保証書、箱、余りコマ、整備履歴、外装状態まで合わせます。同じRef.126610LVでも、保証書付きの高年式個体と、付属品が少ない使用感のある個体では条件が違います。
青サブも「青サブ」でまとめず、126613LB、116613LB、16613などに分けましょう。素材や世代が異なる時計を横並びにしても、安いか高いかを正しく判断できません。
中古購入の基本から確認する場合は、中古ロレックスを安心して買うための選び方も参考にしてください。
状態と保証を価格より先に見る
私が初めてサブマリーナーを購入する人に一番重視してほしいのは、最安価格ではなく時計の状態と購入後の保証です。
ケースに傷がある程度なら、使い方によっては大きな問題ではありません。しかし、過度な研磨でケース形状が変わっている、ブレスレットの伸びが大きい、文字盤や針の交換履歴が不明、整備履歴がまったく確認できない、といった個体は慎重に見たほうがよいでしょう。
特に旧型と赤サブでは、純正部品だからすべて同じというわけでもありません。製造時の部品なのか、後年のサービス交換品なのかによって、ヴィンテージとしての見方が変わる場合があります。
◆編集長のワンポイントアドバイス
中古ロレックスは「傷が少ない=最高の個体」とも限りません。旧型やヴィンテージでは、ケース形状を保っていることや、文字盤と針の状態、部品の整合性のほうが大切な場面があります。販売者へ遠慮せず確認してみてください。
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付属品も価格差につながる
サブマリーナーの中古では、保証書または保証カード、箱、説明書、タグ、余りコマなどの付属品も確認します。
特に保証書や保証カードは、その個体の販売時期を知る材料になります。将来売却するときも評価へ影響する可能性があるため、同じ価格なら付属品がそろった時計を優先したくなるところです。
ただし、箱や保証書が付いていれば本物だと断定できるわけではありません。高額なスポーツロレックスほど、時計本体と付属品を含めて販売者の真贋確認体制を見ることが大切です。
通販は販売店まで確認する
楽天市場やYahoo!ショッピングには、グリーンサブや青サブの中古品が数多く出品されています。正規店ではすでに購入できないRef.16610LVやRef.116610LVを探しやすいこともメリットです。
ただ、モール名だけで安心できるわけではありません。実際に時計を販売し、保証するのは出店している販売店です。
実店舗の有無、運営会社、時計の実物写真、保証期間、返品条件、整備内容、真贋確認の方法までチェックしてください。価格差が数万円程度なら、私は購入後に相談しやすい店を優先します。
サブマリーナーの歴史や各世代を扱ったロレックス関連書籍で背景を深掘りするのも、旧型を選ぶときには面白いですよ。モデルの歴史を知ると、単なる価格比較とは違う楽しみ方ができます。
通販購入で見るべき項目については、ロレックス通販で失敗しない買い方も確認してみてください。
希少性だけで決めない
グリーンサブや赤サブを調べていると、「生産終了」「希少」「初期型」「今後値上がり」といった言葉に目が行きやすくなります。確かに希少性は中古価格へ影響する要素です。
しかし、高額な時計ほど「値上がりするかもしれない」だけで決めないほうがよいと私は考えています。中古相場は為替、景気、需要、供給量、モデル人気などによって変動します。
たとえば、Ref.116610LVのグリーン文字盤が本当に好きなら、生産終了という事実は魅力の一つになります。でも、ブラック文字盤のほうが普段の服に合わせやすいなら、現行Ref.126610LVのほうが満足できるかもしれません。
時計は腕に着けてこそ見えてくる部分があります。相場だけではなく、「5年後もこの色を着けたいか」という視点も入れてみてください。
中古相場や正規価格は今後変動する可能性があります。掲載した価格は2026年9月5日時点で確認した目安です。正確な価格、在庫、保証条件はロレックス公式サイトや販売店で購入前に確認してください。
サブマリーナーのよくある質問
Q1. ロレックスのスタバとは何ですか?
A. 一般にグリーンのセラクロムベゼルとブラック文字盤を備えたサブマリーナー デイト Ref.126610LVを指す通称です。ロレックス公式のモデル名ではないため、中古購入時には「スタバ」という表示だけでなくRef.126610LVであることを確認してください。
Q2. グリーンサブとハルクは同じですか?
A. グリーンサブという大きなくくりの中にハルクがあります。ハルクは一般にRef.116610LVを指し、グリーンのセラミックベゼルとグリーン文字盤が特徴です。現行Ref.126610LVはブラック文字盤なので別モデルとして考えてください。
Q3. ロレックスの青サブの定価はいくらですか?
A. 2026年9月5日時点では、オイスタースチールと18Kイエローゴールドを組み合わせたRef.126613LBが税込2,883,100円、18KイエローゴールドのRef.126618LBが税込7,562,500円です。価格改定の可能性があるため、購入時はロレックス公式サイトで最新価格を確認してください。
Q4. 赤サブはなぜ高いのですか?
A. 赤サブはRef.1680初期に見られる赤い「Submariner」表記を持つヴィンテージ個体で、後期には白文字へ変更されました。そのため希少性があります。ただし価格は赤文字だけで決まらず、文字盤仕様、ケース、針、ベゼル、付属品、整備履歴、オリジナル性などによって大きく変わります。
Q5. 初めてならどのサブがおすすめですか?
A. 初めてなら、私は希少性より状態と保証を優先します。グリーンが好きなら現行Ref.126610LV、ゴールドとブルーが好きならRef.126613LBが比較しやすいでしょう。赤サブや初期Ref.16610LVなどは個体差が大きいため、ヴィンテージの知識がある販売店で説明を受けながら選ぶのがおすすめです。
【グリーンサブと青サブ赤サブ】まとめ
ロレックスのグリーンサブ、青サブ、赤サブは、単純にベゼルや文字盤の色を変えただけの時計ではありません。
グリーンサブには、アルミ製グリーンベゼルとブラック文字盤のRef.16610LV、グリーンベゼルとグリーン文字盤のRef.116610LV、現行41mmでブラック文字盤へ戻ったRef.126610LVがあります。
青サブでは、現行イエローロレゾールのRef.126613LBと金無垢Ref.126618LBが代表的です。同じブルーでも素材が大きく違うため、価格、重量感、腕元での印象まで変わります。
そして赤サブは、Ref.1680初期に見られる赤い「Submariner」表記を持つヴィンテージ。現行モデルを色で選ぶ感覚とは切り分けて考える必要があります。
サブマリーナー色別選びのポイント
- 通称ではなくリファレンス番号を確認する
- グリーンサブは3世代を別モデルとして比べる
- 青サブはコンビと金無垢を区別する
- 赤サブは文字盤と年代の整合性を見る
- 中古は保証書と整備履歴を確認する
- 研磨歴や交換部品も販売店へ聞く
- 正規価格と中古相場を分けて考える
- 希少性だけで高額個体を選ばない
私が初めて購入するなら、珍しさよりも状態、保証、販売店の説明力を優先します。長く使う時計だからこそ、「市場で一番珍しい一本」より「自分が安心して着けられる一本」を選ぶほうが納得しやすいかなと思います。
グリーン、ブルー、赤文字。それぞれに違う歴史と魅力があります。あなたが腕に着けたとき、つい何度も時計を見たくなるのはどのサブマリーナーでしょうか。最後はその感覚も大切にして選んでください。

